南米 海外旅行/世界遺産ブログ

僕が南米の世界遺産を見に海外旅行したときのブログです。ブラジル、ペルー、イースター島、ギアナ高地・・・南米のほかにもイエローストーン、グランドキャニオン、ヨセミテ、エジプト、イランなどにも行ってます。
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イースター島・アフビナプ、ブナ・パウ、アフアキビ、アナテパフ

04/18/ (火) 06:57 | 編集
トップイースター島【世界遺産あり】 イースター島・アフビナプ、ブナ・パウ、アフアキビ、アナテパフ

今日は、イースター島のアフビナプ、ブナ・パウ、アフアキビ、アナテパフと回る予定。



今日は、午後しかツアーがないので、朝はゆっくり起きる。少し日記を書いたら、イースター島の街に昼食を食べに行った。今日は、アリキオ・テ・パナという店だ。ここは南米の日常的な軽食「エンパナーダ」(パン生地の中にマグロや肉と野菜を詰めて揚げたもの)を30年以上つくり続けているおばちゃんの店だ。店名のアリキオ・テ・パナは「エンパナーダの女王」という意味だそうだ。テラス席に座って、エンパナーダとソパ・デ・ペスカド(魚のスープ)を頼む。まずはエンパナーダ。

うまーい!!
揚げたてでホカホカ。外はサクサクで中はもちっとした生地の中にとろーりとろけるツナと野菜が入っている。ホント、これはうまい!!これに、ぴり辛のソースをつけるとこれがまたうまい!!

次にソパ。これもなかなかである。明らかに島にはないオイスターやカニを使っているところが気になるが、ちゃんとシーフードの味はでている。魚の調理の仕方を知っている証拠だ。ただ、全部で、8000ペソ(チップ込み)(=約1200円)もしたのはいただけない。やはり、ここイースター島は材料が全部サンチアゴから輸送されてくるので、物価が全体的に高いのだ。

その後、イースター島郵便局に行く。14時半から開くと聞かされていたので、14時半ちょうどに来たのだが、案の定、開いてなかった。南米で時間が守られると考える方が間違っているのだ。5分ほど待っていると、郵便局の職員がタクシーで乗り付けてくる。今まで昼食だったのだ。そのまま、急ぐ風でもなく、むしろ、タクシーの運ちゃんとぺちゃくちゃ話したりしてから、郵便局に入る。何か少し用意をした後、ようやく、扉が開く。頼みごとをしようとすると、

みょーに不機嫌だ

人をこんなに待たせた上に、こんなに接客態度が悪いっていうのもどうかと思う。またも、南米にしてやられた感じだ。

部屋に戻ってから、ツアーに出発。今日は、アフビナプ、ブナ・パウ、アフアキビ、アナテパフと回る。ガイドさんが迎えに来たが、かなーり、オカマっぽい。こんなオカマっぽい人もイースター島にいるんだーと感心する。イースター島の懐の深さを知る。

まずは、アフ・ビナプ。ここは、アフの石組みがすばらしいところだ。オカマちゃんによれば、イースター島の原住民は西暦400年ごろに、ポリネシアから到着したそうだが、西暦1200年ごろには、南米大陸とも交流を持っていたそうだ。で、南米大陸にあった石組みの技術をイースター島に持ち帰り、このアフが作られたということらしい。イースター島は火山島なので、鉱物資源が全くない。したがって、鉄や銅を作ることができなかったので、モアイやアフのような石文化が発達したということだそうだ。オカマちゃんなかなかくわしー!!で、地球の歩き方 アルゼンチン/チリによれば、ここには女性のモアイが飾られているそうだが、

なーい!!

オカマちゃんにも確認したが、やはり、ない!オカマちゃん曰く、このイースター島には、女性のモアイは3体あり、二体はラノララクの地中、一体は博物館にあるらしい。

あー,ざーんねーん

しかし、確かにアフの石組みはびっくりだ。カミソリの入る隙間もないぐらいぴったりと組み合わさっている。ペルーのマチュピチュと似た感じだそうだ。石そのものはエジプトのピラミッドの半分ぐらいであるが、それでも、この技術はすばらしい。

【アフビナプの祭壇】




【祭壇近くから:ほんとーに隙間がない!!】




その後、プナ・パウへ。ここはモアイの頭に乗せられるプカオの切り出し跡だ。プカオがたくさん転がっている。プカオはここから各モアイのあるところまで、転がされながら、運ばれたそうだ。だから、ここにあるプカオより、モアイの近くにあるプカオの方が削れてしまっているので小さいらしい。なかなか面白い。

その後、アフ・アキビへ。ここは、イースター島内で唯一、海沿いではなく、陸地の中にあるモアイだ。途中悪路が続く。舗装されていないので、ここのところの雨で、道がガタガタになっている。その中をマイクロバスを走らせるこの運ちゃんの腕は相当だ。

イースター島の他のモアイは、人々の家などがある村と一体化しており、したがって、魚の調達でき、運搬手段の取れる海沿いに立てられていたが、アキビだけは、村と一体化しておらず、人が生活していた跡は残されていない。オカマちゃんによれば、最初に、ポリネシアの島、マルキュースから王が来て、その王が、このイースター島を6つの酋長に分割して納めさせたらしい。で、その6人の酋長と王が埋葬されているのが、このモアイなんだそうだ。で、この王と6人の酋長は、自らの祖国マルキュースに帰りたかったのだが、それも叶わず、このイースター島で死んでしまったため、そのモアイはマルキュースの方を向いているらしい。したがって、このモアイだけは、海に向いているのだ。ここのモアイは今まで見た中で、もっともモアイらしいモアイのような気がする。しかも、これだけ海を向いていて、西を向いているので、夕日で燃えるように真っ赤になるモアイも見られるかもしれない。今の時期は、朝晩がくもりになるので、夕日が真っ赤になることがないのだが、乾季であれば十分可能であろう。

【アフ・アキビ全体】




【アフ・アキビ一体だけ】




アフ・アキビを離れて、アナ・テ・パフへと向かう。ここには、よこ40m、縦90mの大きな洞窟があり、そこにはかまどの跡など人が住んでいた跡が残されている。イースター島で行われたヨーロッパ人の奴隷狩りから逃れるためにここに隠れ住んでいたと言われている。自らの家を捨てさせられ、こんなところに移り住まざるを得なくなった原住民の気持ちはいかばかりか。そう考えてみるとヒドイ話である。

こうして現地に行って、南北アメリカ大陸の原住民の扱いを聞くと、当時のヨーロッパがどれほどヒドイことをしていたかが分かる。アメリカのチャロキー族の涙のトレイル、ジャマイカの原住民全滅の話、イースター島での奴隷狩り、イグアスでも多くの部族が虐殺されたと聞いた。それでも南米のインディオ達はスペインやポルトガルを羨ましく思っていても、恨んではいない。キリスト教の教えとして、「過去にひどい仕打ちをされても恨みに思うなかれ」ということが示されているかららしい。奴隷狩りや大虐殺をした上でキリスト教に改宗させ、その経典の中に自分たちへの恨みをなくさせる教義を入れておく。なんて、よく考えられたシステムだろう。これらを思えば、日本の戦争時代の行為はどうだったのだろうかと考える。ヒドイことをしてないとは言わないが、世界中の中で最もヒドイことをした民族だと言わんばかりの卑下の仕方はいかがかと思う。少なくとも日本は、民族全体を強制移住させてその民族の半分以上を殺してしまったり、民族を全滅させたり、奴隷狩りをしたりしたことはない。もう少し、世界で何が起こっているのかを知り、冷静に自らの歴史を見直すべきだと思う。ここイースター島では、先祖からマナをもらうべく、神と奉るために、アフやモアイを作った。日本でも同じように先祖を大切にするという美しい習慣がある。なぜ戦争時代に生きた先祖だけ卑下される必要があるのだろうか。

話を元に戻すと、アナ・テ・パフには居住跡だけでなく、グリーンハウスも設置されていた。家の横の洞窟でバナナなども栽培していたのだ。火山島であるイースター島では、土が溜まれるところが少ない。洞窟もそのうちの一つだ。貴重な土でバナナなどを栽培していたのだ。

その後、ホテルへと戻る。もう夜の7時だ。外は相当暗くなっている。少し休んでから、街に食事に出かける。最初、メラヒ・ラアというイースター島でも人気の店に行こうとしたが、行っていたら、閉まっていた。どうやら木曜日は定休日だったらしい。仕方ないので、近くのコ・ティニータというところに行く。ここは、スープが有名なんだそうだ。

座って、早速、セビーチェとソパ・デ・ペスカド(魚のスープ)を頼む。セビーチェはペルーの料理で、魚とたまねぎを混ぜたものにレモンをかけたもの。ヨシさん(日本人のガイドさん)曰く、セビーチェはペルーのが一番だけど、イースター島のセビーチェとは全く形も味も違うので、食べ比べてみるのもおもしろいよ、ということだったので、早速、イースター島のものも食べてみることに。まずはビール。Cristalというチリのビール。ピルスナーだ。なかなかキレがあっておいしい。乾季とか暑いときに飲めば最高かも。ちなみに、ヨシさん曰く、チリは南部が地ビールが多くてうまいらしい。機会があったら、行って、飲み比べてみたいなー。セビーチェが来たので食べてみる。ツナとオニオンを小さく刻んで混ぜて、更に、こんもりと盛り付けられている。お椀に入れてひっくり返した感じだ。食べてみると・・・

うーまーい!!

これは結構うまい。ツナのとろみとオニオンのしゃきしゃき感がいい感じで交じり合っていて、それにレモン味が良く聞いていて、さっぱりしておいしい!!アマゾンでもピラルクのセビーチェを食べたが、形も味も全く違う。個人的には、このイースター島スタイルのセビーチェの方が好きだ。バクバク食べていると、続いて、スープが来る。飲んでみると・・・これも

うーまーいー!!

うまいがな。昼に食べたスープよりうまい。カニとかオイスターとか変なものは入っておらず、さかな一本で勝負している。ちゃんと旨みがスープに出ている。これはうまい!!両方ともうまくて大満足である。しかも、飲んで食べて9500ペソ(=1400円)。物価の高いイースター島の中ではこれは安い!!イースター島に来たら、ぜひ、この店のスープは食べてみて下さい。

今日の帰りも満天の星空を見上げながら帰る。おいしいものを食べて、満天の星空を見上げながら帰る。なーんて幸せなんだろうと思いつつ、ホテルに帰って寝た。



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【日本からイースター島への行き方】

日本からイースター島への行き方は2種類あります。一つは私と同じようにチリ・サンチアゴからイースター島へ向かうもの。もう一つはタヒチからイースター島に向かうもの。日本から直接来られた方は、経路が短いこともあり、タヒチ経由で来られた方が多かったようです。まあ、これだとタヒチも一緒に楽しめるし、こっちの方がいいかも知れません。

○イースター島の格安ホテル一覧
※イースター島はホテルが比較的余っている傾向にあり、忙繁期(11月〜2月)でなければ、現地でホテルを取れる可能性も高いです。時期によってはその方が安いかも知れません。
○イースター島への格安航空券を検索
※クリック後の画面で出発地、条件を入力後、国名で「チリ」を選んでください。すると「イースター島」と出てくるので、それを選んで下さい。
※検索結果は一件しか出ないかも知れません。もしかするとサンチアゴの格安航空券(11万円ぐらい)を日本で取り、現地専門会社(アンデスニッポンツーリスト(日本語)など)にサンチアゴ=イースター島間をお願いした方が安いかも知れません(4万円ぐらい)。
○イースター島への格安ツアーを検索
※クリック後の画面で出発地、条件を入力後、国名で「チリ」を選んでください。すると画面が変わるので、上にある「行き先」のところで「イースター島」を選んでください。ツアーの一覧が出てきます。30万円ぐらいからあるみたいです。


【今回頼りにした本】
地球の歩き方 アルゼンチン/チリ
地球の歩き方 タヒチ・イースター島
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上にも書いたように、イースター島には二つの行き方があります。地球の歩き方もこれに合わせて2種類あります。なので、自分の行き方にあった地球の歩き方を選んでください。
アマゾンなどで「地球の歩き方 イースター島」と入力すると昔の地球の歩き方が出てくるので、「なくなったか!?」と思いますが、タヒチもチリも2005〜2006年版がちゃんとあります(アマゾンのミスですね)。
私が使ったのは「チリ」の方ですが、両方ともイースター島部分の記述はほぼ同じです。アフ・コテリクとアフ・タハイの位置を間違えていたりしますが、他の情報は基本的に正確です。また、イースター島では比較的自由時間が取れるので、イースター島内の地図やハンガロア村の地図が詳細に載っているこの本は本当に重宝します。レストラン、ホテルやレンタカーの借り方など丁寧に解説されています。




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