南米 海外旅行/世界遺産ブログ

僕が南米の世界遺産を見に海外旅行したときのブログです。ブラジル、ペルー、イースター島、ギアナ高地・・・南米のほかにもイエローストーン、グランドキャニオン、ヨセミテ、エジプト、イランなどにも行ってます。
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クスコ サクサイワマン ピサック

04/18/ (火) 06:59 | 編集
トップペルー【世界遺産あり】 クスコ サクサイワマン ピサック

今日はクスコからサクサイワマンを経てピサック遺跡に行き、その後、ピサックで民俗音楽を聞いた後、もう一度サクサイワマンに寄ってからクスコに帰ってくる予定。

クスコの街並みは世界遺産です。1983年12月9日に文化遺産として世界遺産に登録されています。ユネスコのホームページに写真が掲載されていますが、これはサクサイワマンからの景色ですね。

朝起きてシャワーを浴びようとしたら、

シャワーが出ない!!

お湯のコルクをひねっても全くお湯が出ない!!発展途上国ではよくあることなので、気にしてなかったが、

US$110もするホテルでこれはないだろー!!(#`皿´)

と思いつつ、時間がなかったのでフロントに訴えてからホテルをでる。

今日は、朝からサクサイワマンとピサックの遺跡に行った。まずはサクサイワマン。サクサイワマンは昔クスコがインカ帝国の首都であったとき、祭壇として使われていたそうだ。また、地球の歩き方 ペルー編によれば、クスコの街がスペイン軍に占領されたとき、インカの反乱軍が立てこもった要塞でもあったそうだ。3mぐらいの石のギザギザの石の壁がギザギザが22個、上に三段積まれて続いている。とても大きな遺跡だ。
しかし、これまた、スペイン軍がクスコを占領したときに、スペイン軍が教会を立てるために、サクサイワマンの遺跡の石を切り崩して、その石で教会を立ててしまったので、土台の上の部分は見るも無残になくなっている。これだけの大きな土台があったのだから、恐らく上にあった建物も相当立派な建物だったのだろう。

なんとむせっそーなスペイン人・・・(|||▽||| )

サクサイワマンの上に登ってみる。朝もやで霞んだクスコの街が一望できる。とてもきれいだ。クスコの街は、このサクサイワマンを頭として、街全体がピューマの形をしていたそうだ。今は山の上まで街が広がってしまい、全体の形はそうなっていないが、未だ当時の道の跡がはっきりと残っており、ピューマの形になっていたことはよく分かる。これもインカの人々の美意識なのだろう。センスがいい。

【サクサイワマンからのクスコの街の様子:手前側から真ん中辺りにある円形の部分まで二本の道路が続いている。これがピューマの体部分。】




サクサイワマンを後に、ピサックの遺跡へ。道中、運転手さんといろんな話をする。彼は、キリスト教が嫌いなんだそうだ。国民の大半がキリスト教だと聞いていたので、こういう人もいるんだーと思いつつ、理由を聞いてみる。やっぱり、スペイン人が広めた宗教だからだそうだ。スペイン人に対する感情を聞いてみる。スペイン人は、突然やってきて、自分達の文化であるインカ文明を破壊しつくした。殺人やレイプなどひどいこともした。だから嫌いだということなんだそうだ。もちろん、観光客でやってきたスペイン人個人を嫌いになる訳ではないが、スペインと言う国そのものには特別な感情があるようだ。そして、小学校の歴史の時間に、スペイン人がインカ文明を破壊しつくしたと習うそうだ。彼らは自力でスペインからの独立を果たしたが、そのときにペルーの国としてのアイデンティティーがきっちりと生まれているようだ。本当にいいことだと思う。他の南米の国々に比べて、その点が少し違うと思う。そう言えば、僕のガイドさんも同じようなことを言っていた。彼らの感情としては、自分達はインカの末裔なんだという意識が強いようだ。彼らは未だケチュア語(古代インカの言語)やアイマラ語(インカ時代からプーノ近辺で話されていた言語)とスペイン語の両方をしゃべり、民族衣装を着ている人もいる。スペインや他の南米の国とは違うというアイデンティティーをしっかりと持っている。

などという会話をしつつ、ピサック遺跡に着く。早朝だったので、人がいない。よくよく考えてみると、早朝の遺跡を一人で歩くなんて危ないじゃん、と思い、警戒しつつ、遺跡に入る。ピサック遺跡の中には住居跡などが残されている。住居跡を抜けるとそこは広大な段々畑。奥に行くと、水汲み場があった。明らかにインカ又はプレインカの時代の水汲み場だ。未だ水汲み場として使われているのは、やはりインカの技術が優れていた証拠だ。反対側の山にも登ってみる。展望台がある。狭い通路と階段を抜けながら、上ってみると、ピサック遺跡全体が見えた。オリャイタイタンボよりも大きな遺跡だ。

しかしなー、ガイドさんがいないと何がどれなのかが全く分からない。

これじゃー、遺跡もただの石じゃん。

日本だと遺跡に解説看板がフツー立てられてあるが、ピサック遺跡にはそういうものはない。なので、何のことだか全く分からない。ピサック遺跡はマイナーな遺跡なので地球の歩き方 ペルー編にもほとんど解説は載っていない。やっぱ、ピサック遺跡みたいなところはガイドさんとくるべきだと思った。

下に下りて、ゲートらしき石組みを抜けると少し高いところにお墓らしき小さな石があった。後で運転手さんに聞いてみたところ、あれは誰か高貴な人のお墓だそうで、元々は金や銀で覆われていたそうだ。だが、スペイン人が来て、はがして持っていってしまったらしい。

うーん、お墓の金銀まで持っていくとは・・・( ̄〜 ̄;)

全く節操のない話である。

【ピサックの遺跡全景:本当はこの写真の手前も遺跡で、山の向こうも遺跡である。デカイ!】




【お墓】




ホテルに戻ってから、ピサックでフォルクローレショーを見に行く。ペルーでの手配としてくださったナオツアーの社長ナオコさん、明日からのプーノのツアーを案内してくれるミヤコさん、あとクスコでツアーガイドをしている女の子と音楽の勉強をしている男の子が一緒だった。

なんで昼間にあるんだろーと思っていたが、行ってみてよく分かった。ピサックにあるフツーの一軒家に入ったかと思うと、そこの庭先で食事とショーが始まる。確かにこれでは夜にやるのは難しい。ナオコさん曰く、ここの人はクスコの周りの各村に伝わっている儀式的な音楽や踊りが消え行く中で、それを保存しいろんな人に伝えていくために、彼らのところまで行って、実際に踊りを見て、それを再現する活動をしているそうだ。

食事も非常に質素な彼らの普段の食事。おイモのスープとおイモをふかしたもの。シンプルながらこれが結構おいしい。

ショーは兄弟3人と一人の人の奥様&その子供で構成されていた。伝統的な楽器でショーが始まる。素朴ながらなかなか興味深いショーであった。奥様の歌が始まったが、奥様の声が甲高い!!耳について離れない感じである。ママが歌って踊っていると、それに合わせて、小さな女の子もママについて踊ってる。

かわいー!!

あと、リャマが求愛するときに上を向いて首を振るその姿を模して演奏される長い笛が印象的であった。あとでこの笛を吹かせてもらったが、この笛を吹くためには、口の中に空気を溜め込み、首を上に上げて吹き込まざるを得ないので、どうしても、まさにリャマが求愛しているときの姿をとらざるを得ない。

おもしれー!!

ただ、本来は10〜20人の村民が集まってやる踊りや音楽を3〜4人でやっていたので、少し寂しい感じがした。もう少し多くの観客が集められて、たくさんの人数でできるようになれば、本来の迫力と楽しさが伝えられるのであろう。

【ピサックでのフォルクローレショー:手前にいるのが娘さん。かわいい!!】




【リャマに似せた笛:左側のおじさんが吹いている笛がリャマの笛。リャマに似てる!】




ショーの帰りに、サクサイワマンで落っことしてもらう。朝に行ったときとは反対側におろしてもらった。クスコとは反対側の入り口だ。

まずは自然の石でできた地下通路に行ってみる。ここが入り口というのは分かるが、真っ暗なので怖くて入れない。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

石の上で遊んでいた子供達に声をかけてみると、案内してやると言われる。子供達はまるで気にすることなく、どんどんと入っていく。女の子の声に導かれながら、真っ暗の中を進んでいく。小さな女の子の声がなければ全く前に進めない。

なさけね〜 OTL

1〜2分ぐらい真っ暗な中を歩くと少し光が見えた。出口だ!!ようやく表に出る。

おー、太陽の光だー!!まぶしー。

で、案内してくれた小さな女の子は、僕からチップを巻き上げると、また、何事もなかったように、岩の上に戻って遊んでいる。彼女らは、観光客相手にこうして小遣いをかせいでいるのだ。まだ、5〜6歳ぐらいなのに・・・恐れ入ります。(;^_^A

【サクサイワマンの地下通路出口】




円形の競技場を抜けて、サクサイワマン内にある山に登ってみる。すると・・・

おー!!すげー!!

サクサイワマンの全景を見ることができる!!

デカイ!!こんなに素晴らしい遺跡だったんだー。

朝はサクサイワマンそのものに登ってしまったので、全体が分からなかったが、今度はサクサイワマンそのものの横にある山に登ったので、サクサイワマン全体を見渡すことができた。こっちの方が全然いいじゃーん。サクサイワマンはこっちから見ると日本の古墳のようであった。上の部分は、まだ、発掘されていないところがいっぱいあって、これからという感じであった。

【サクサイワマン全景:これは遺跡の半分くらい。上に米粒のように立っているのが人間。大きさが伝わりますか?!】




しかし、ペルーの遺跡を見るといつも思うが、

保存・発掘状態が悪すぎる!!

遺跡の入ってはいけないところもロープが張り切れておらず、人々が踏み荒らし放題だし、監視する人も少ないので、悪い観光客はロープの中にも入ってしまう。このサクサイワマンも本当は有料なのだが、どこからでも入り放題で、特段ゲートと呼べるものがある訳ではない。ちょっとしかいない係員の人に見つかって、しかも問い詰められたらお金を払わないといけないという制度。なので、多くの観光客はお金を払ってないと思われる。もっとちゃんとしっかりしたゲートをつくって、お金を観光客からふんだくって、遺跡の保護・発掘に当てればいいのに!!といつも思ってしまう。観光客なんてUS$5(=約550円)ぐらい遺跡見るためだったら払うのに。年間一万人くればそれだけでUS$5万(=約550万円)。ペルーでの遺跡発掘費用なら結構な大金だ。エジプトでは遺跡見学にとてもお金がかかって、エジプト政府はホントにヒドイところだと思ったが、その分、遺跡の保存・発掘にもお金をかけている。ペルー政府はもう少しエジプト政府を見習うべきだと思う。

もう一度、サクサイワマンに登ってみる。クスコの街並みが見える。やっぱり、きれいだ。遺跡の上にあるもう片方の山にも登ってみる。すると・・・おお!ちゃんと発掘された部分があるじゃないか!

きれーじゃん!!

これがクスコの街を体としたときのピューマの眼かー。すげー。

やっぱ、すげー遺跡だ。

ペルー人ちゃんとしっかり遺跡の保護と発掘をしましょう。遺跡が完全でないのは、石を持っていったスペイン人もとても悪いと思うが、ちゃんと保護と発掘をする仕組みを作らないペルー人も悪いと思う。

【ピューマの眼の部分】




サクサイワマンはクスコのアルマス広場から15分ぐらいなので歩いて帰ることに。サクサイワマンからは、クスコを向いて左側の坂を駆け下りるのが近道。上から見てるとクスコのアルマス広場までは右側を降りるほうが近いように見えるが、こちらは車用になだらかにアスファルトを作っているので、歩くには遠道。急激な坂道を降りていくと、街に出た。しかし、ここからも急激な坂道である。

【クスコ内の急激な坂道】




その坂道をテキトーに下に下っていくと、アルマス広場に出た。夕方のアルマス広場はたくさん人がいる。

【夕方のアルマス広場】




そのまま、12角形の石に向かった。これは、インカ時代の石組みが残っている一角(宗教博物館の下)に12角形の石があるところだ。クスコの街は元々インカ帝国の首都であったがスペイン人が来たときに、全て破壊しつくしてしまい、破壊した石でキリスト教の教会が立てられた。しかし、基盤の石組みだけはしっかりしていたので、スペイン人も一部利用したらしい。マチュピチュやサクサイワマンから推測するに、クスコが生き残っていれば、石組みの相当美しい街であったろうと想像できるが、悲しいかな、今は石組みのみだ。スペイン人を恨みに思わざるを得ないだろう。全部壊すことはなかろうに・・・

で、12角形の石だが、地球の歩き方 ペルー編には「見つかりにくいから、がんばって探しましょう」とのコメントが載っていた。んじゃーいっちょ気合入れて探すかーと思って、宗教博物館の下に行ってみると・・・

ありゃ?道の一角にえらいこっちゃの人だかりができてるじゃん!

何だか昔のインカ王のかっこをした変なおじさんもいる。土産物屋さんもある。明らかに12角形の石の場所だ。

なーんだ、これじゃーすぐ分かるじゃーん。

と安心とともにちょっと残念。

【12角形の石:人がいなくなることがないので人と一緒の写真です。】




12角形の石を見終わった後、クスコのホテルに戻り、少し休憩。その後、今日の夕食へ。今日はクイを食べたかった。リマでガイドのミゲールが

「あなたがチャレンジャーならクスコで是非クイを食べてください。」

と言っていたからだ。クイはモルモットの少し大きなネズミでちゃんと食用に飼われている。食べるときには丸焼き!!姿がそのまま見れるのだ。そう言われちゃあ、食べざるを得ない!ってことで、クスコの街にクイを探しに行った。まずは、地球の歩き方 ペルー編に載っているクイ料理専門店・クシクイへ。行ってみると・・・

なーい!!

なーい!地球の歩き方 ペルー編に書いてある住所にそのお店がない!!ピザ屋に変わってる!

つぶれたか・・・(=ε=)ちぇっ。

と捨て台詞を吐き、次の店へ。次の店はクスコのアルマス広場の少し北にあるインカ料理専門店・。アルマス広場から少し離れていたので、行くのに躊躇していたが、この際そんなこと行ってられない。とりあえず、行ってみる。と・・・

なーい!!またかよ!

でも、ここはどうやら名前だけが変わっただけで、まだ、インカ料理屋のようだ。外のメニューにもクイ料理が書いてある。

おお!!あるじゃーん!

とりあえず、入ってみる。店の人に「今日、クイはありますか?」と聞いてみる。と、店の人が驚いたような顔をする。

え?!マズイ料理頼んじゃった??

と思っていると、店の人がキッチンに駆け込む。どうやらクイの存在を確認しているようだ。しばらくして、キッチンから出てくる。「ちょっと待ってくれ」と言ったかと思うと、店の外に出てしまった。

え??店の外にクイを確認しに行ったの?
それって・・・今から買ってくるってこと??


しばらくすると、また、戻ってきた。で、「やっぱ、今日はない」だそうで。

はー、外にも売ってなかったのね。

クイって、山の家にはあんなにたくさんいたのに、いざ、クスコで食べようとすると結構大変なのね。と、しょんぼり(;´Д`)とクスコの街を戻る。

一縷の望みを昨日入ったEl Truco(Tel:23-5295)に託してみる。泊まっていたホテルに聞いても、ここだと言っていたし、昨日レストランに聞いてもメニューにあると言っていた。入ってから、店の人に今日クイがあるかどうか聞いてみる。と、「あります。」との答え。

おおー!!ようやくクイに出会えたよー。

うれしー。早速頼んでみる。

うおー!!出てきたよー!!キタ━(゚∀゚)━!!!!!!
ホントーに丸焼きだー!!


顔もそのままだし、手足もそのままだー!!ちょっとグロテスク。食べようとすると皮が切れなーい。見かねたお店の人が出てきて、「こちらで切りましょう」と切ってもらった。出してもらった後でも、お店の人から、「手を使ってかぶりついて下さい」と言われたので、フライドチキンのように手でかぶりつく。なかなかおいしい。けど、ちょっと骨が多くて、食べられる部分が少ないかなー。全部食べた。結構満足。その後、ホテルに帰って寝る。



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【今日頼りにした本】

地球の歩き方 ペルー編
undefinedこの本では、クスコの中の地図、レストラン、ホテルなどが丁寧に書かれてあります。また、サクサイワマンなどのクスコ周辺の遺跡、ピサックなどの聖なる谷の町々などのバスでの行き方、レストラン、ホテルなども丁寧に書いてあります。なので、クスコ近辺(ピサック、サクサイワマン)に行くならこれ一冊で十分です。
上の本の写真かタイトルをクリックしてもらえれば、この本の更に詳しい情報を見ることができます。




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町並みはメキシコにやはり似ていますね!
また懐かしくなってしまいました。

クイって・・・(衝撃!)
でも私も地元の方に誘われると、そこの食文化をけなしては悪いかなぁと、ゲテモノを食べてしまう派でした。

でも、今はできないかも・・・

2005/11/30(水) 19:46:35 * URL * しゃんずー #-[編集]
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